新作MVを軸に構成する『My Sweaty Diary』初の個展 - コンプレックス、社会的困難、葛藤の数々を魔法に変える物語

アーティストのnaoを中心に活動を開始するプロジェクト『My Sweaty Diary』が、そのスタートを記念して、東京・下北沢 **[砂箱]**にて3月25日(土)〜3月30日(金)に初の個展【My Sweaty Diary: THE EXHIBIT】を開催する。


3本のミュージックビデオと空間全体で紡ぐ「わたしの物語」

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【My Sweaty Diary: THE EXHIBIT】は、プロジェクト発起人であるnaoの過去の体験をもとに描いた3本のミュージックビデオを軸に、空間全体を通して、その物語を表現する展示企画。

本人が幼少期から向き合ってきた『原発性局所多汗症(げんぱつせいきょくしょたかんしょう)』という疾患。別名サイレントハンディキャップ(見えない障害)。

そこから引き起こされる社会的困難と向き合う中で、何度もエンパワメントされてきたエンターテインメントの世界に、nao自身がアーティストとして、楽曲制作・パフォーマンス・映像演出に携わり、新たに挑戦する初の作品となる。

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「混沌とした時代を生きる人々にとって、この作品が光となることを祈って。」と本人は語る。

自身がネガティブに感じてきたものをそのまま描くのではなく、「これからも共に生きて行く自分の特性の捉え方や視点を変えることは、実は可能なのではないか。」という仮説のもと、試行錯誤しながら胸の内に抱えてきたありのままの自分の姿を表現した本作。彼女が「かわいい」と感じることにこだわったアートワークの数々を垣間見ることができる。


会期中は公式SNSにて、専門医や制作陣を交えたトークイベントも開催

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会期初日となる3月25日(土)の19時半より、[プロジェクト公式instagram]とYouTubeライブにて、MV制作の裏側や制作陣を紹介するライブ配信を予定。

また、3月27日(月)19時半インスタライブにて『多汗症とは?with 専門医』と題し、多汗症について専門医とともに、誰もがたのしく正しくわかりやすく学べるライブ配信を企画。

ゲスト講師には、池袋西口ふくろう皮膚科クリニック院長・日本発汗学会理事を務める藤本智子医師、小杉町クリニック副院長・日本皮膚科学会 認定皮膚科専門医である稲澤美奈子医師を交えたトークセッションを開催する。